コラム

屋根葺き替えの手順を徹底解説!失敗しないための7つの工程と業者選びのポイント

大切なマイホーム、屋根の葺き替えは人生の中でも大きな決断です。
費用も時間もかかる工事だからこそ、後悔しない選択をしたいですよね。
この記事では、屋根葺き替え工事の全工程と、失敗しないためのポイントを詳しく解説します。
慎重なあなたのために、写真付きで分かりやすく、丁寧に説明していきますので、安心して読み進めてください。

屋根葺き替え工事の全7工程を徹底解説!

屋根葺き替え工事は、一見複雑そうですが、大きく分けて7つの工程があります。
それぞれの工程を詳しく見ていきましょう。

1: 足場架設

まずは安全第一。
屋根へのアクセスを確保するために足場を組んでいきます。
この段階で、近隣への配慮も忘れずに、養生シートでしっかりと保護しましょう。
作業時間は、家の規模にもよりますが、半日〜1日程度です。

2: 既存屋根撤去

古い屋根材を丁寧に撤去します。
この作業では、瓦やスレート、金属屋根など、屋根材の種類によって作業方法が異なります。
廃材の処理にも注意が必要です。
作業時間は、屋根の大きさによって数日〜1週間程度かかります。

3: 下地板設置

新しい屋根材を支える土台となる下地を作ります。
木材や合板などを用いて、しっかりと施工することが重要です。
この工程でしっかりとした下地を作らないと、後の工程に影響が出てしまう可能性があります。
作業時間は、1日〜2日程度です。

4: 防水シート敷き

雨漏りを防ぐための防水シートを敷き詰めます。
このシートは、屋根材の下に敷かれるため、目に見えにくいですが、非常に重要な役割を果たします。
シートの重ね合わせや、端部の処理を丁寧に確認しましょう。
作業時間は、1日程度です。

5: 新規屋根設置

いよいよ新しい屋根材を取り付けていきます。
瓦、スレート、金属屋根など、様々な種類がありますので、事前に希望の屋根材を確認しましょう。
この工程では、職人の技術が大きく影響します。
作業時間は、屋根の大きさにもよりますが、数日〜1週間程度かかります。

6: 板金・雪止め設置

屋根の縁や棟の部分に板金を取り付け、雨水の浸入を防ぎます。
雪止め金具の設置も、必要に応じて行われます。
これらは、見た目の美しさだけでなく、屋根の耐久性にも大きく関わっています。
作業時間は、1日程度です。

7: 足場解体

全ての工事が完了したら、足場を解体します。
この段階で、周辺の清掃も忘れずに、綺麗に仕上げましょう。
作業時間は、半日程度です。

失敗しない!屋根葺き替え工事で注意すべき3つのポイントと優良業者の見極め方

せっかくの屋根葺き替え工事、失敗したくないですよね。
そこで、注意すべき3つのポイントと、安心して任せられる業者選びのポイントをご紹介します。

1: 契約通りの材料・工程か

契約内容と実際の工事内容が一致しているか、こまめに確認しましょう。
写真や記録を残しておくことで、トラブルを未然に防ぐことができます。

2: 防水シートに隙間がないか

防水シートの施工不良は、雨漏りの原因となりかねません。
シートの重ね合わせや、端部の処理がきちんとされているか、確認しましょう。

3: 雨仕舞がきちんとされているか

雨仕舞とは、屋根の隅や谷の部分の防水処理のことです。
この部分が不十分だと、雨水が侵入しやすくなってしまいます。
丁寧な施工を依頼することが重要です。
優良業者を見極めるには、以下の4つのポイントをチェックしましょう。

1: 事前点検や現状報告が丁寧か

屋根の状態を丁寧に調べてくれる業者を選びましょう。
現状の報告書をもらうことで、工事内容への理解を深めることができます。

2: 詳細な見積もりをくれるか

曖昧な見積もりではなく、項目ごとに詳細な内訳が記載されている見積もりを選びましょう。
追加費用が発生しないように、事前に確認しておきましょう。

3: 工事中の写真を撮って渡してくれるか

工事の進捗状況を写真で確認することで、安心して工事を進めることができます。
何か問題があった場合にも、証拠として役立ちます。

4: 工事後も定期的に点検してくれるか

工事後も定期的に点検してくれる業者を選ぶことで、長期間にわたって安心できます。
何か不具合があった場合にも、迅速に対応してもらえます。

まとめ

屋根葺き替え工事は、7つの工程から成り、それぞれに注意すべき点があります。
この記事でご紹介したポイントを参考に、安心・安全な屋根葺き替え工事を実現しましょう。
また、お困りの際には是非一度当社にご相談ください。